ターミナルケアの目的とは

終末期を迎えた患者は、ターミナルケアを受けるという場合も今では多いかと思います。

ガンやアルツハイマー型認知症など進行型のものに関しては、特定の臓器が機能不全状態になっていたり状況になっていることが大半です。

病気に限らずとも、老衰の場合でも同様のことが言えます。

このような状態になっていると、医学的にも・生物的にも延命は不可能という事なりますよね。

ですから、俗に言う「延命治療」というものを行わないのです。

回復や遅延・機能の維持を目的とする医療もまた不可能な状態であるのです。

このような場合においてターミナルケアというものが為されるのです。

では、どのような行為を行うのでしょうか。

先にも触れましたが、治療と言う観点ではなく、身体的な苦痛ですとか精神的な苦痛を少しでも緩和させること・軽減させることを主たる目的としているのです。

人生の質を維持・向上することを重視した総合的措置というものをとられているのが今のターミナルケアと言って良いでしょう。

ガンなどの場合ですと、痛みと言うものが非常に強いと言われています。

こうした苦痛を和らげる投薬などを行うことが多いのです。

また、それに伴う精神的な苦痛や、恐怖心などと言った精神的な緩和も行います。

ですから、カウンセラーや精神科医というものもターミナルケアにおいては非常に重要な役割を果たしているのです。

苦痛なく余生を少しでも穏やかに過ごす。

これがターミナルケアの中心にある考えなのです。